がんになって良かった。
みなさんは、がんになったときに同じことが言えますでしょうか?
本書は、19歳でがんになり、長年の闘病生活の中で山口雄也さんに起きたことや感じたことをまとめた一冊になります。
山口さんは、ひたすら生きるために戦い続けました。
たとえ、がんになり、髪の毛が抜け、がんを再発し、白血病になり、臓器移植を行い、体に流れる血液が自分のものでなくなったとしても戦い続けました。
それでも2021年6月6日の23歳の時に、この世を去りました。
しかし、山口さんは闘病生活の中で多くの「生きた証」を残しました。
そんな本書を読んだ感想を、短いですが書いていこうと思います。
『「がんになって良かった」と言いたい』を読んだ感想
みなさんは、人はなぜ生きると思いますか?
そんな問いに対する答えが、本書の中で私が一番心に残った言葉になります。
人の生きる意味なんてない、とにかく自分に与えられた時間、境遇を一生懸命生きるのみ
『「がんになって良かった」と言いたい』1 宣告 神 より
こちらは、山口さんの言葉ではなく、山口さんの主治医のブログに書かれていた言葉になりますが、私にはこの内容はとても心に刺さりました。
誰でも、「生きる意味」について一度は考えたことはあると思います。
私自身、「生きる意味」を考えるためにブログを書いているようなものです。
本書では、「生きる意味」を追い求めるからこそ、「生きる意味を見失う」と説明されています。
シンプルだけど、核心に迫る言葉だと感じました。
生きるという行為には、意味を付与できない尊さがあると書かれています。