みなさんは、「お金の悩み」を抱えていまでしょうか?
ついつい余分なものを買ったりしていませんか?
なかなか貯金を増やすことができなくて悩んでいませんか?
そんな人に読んでもらいたいのが、菅原道仁著『そのお金のムダづかい、やめられます』です。
著者である菅原道仁さんは、脳神経外科医であり、医療法人社団赤坂パークビル脳神経外科理事長を勤めています。
そんな脳神経外科医の視点から、お金のムダづかいについて本書は書かれています。
みなさんがお金のムダづかいをしてしまう理由は、脳に原因があるのです。
そして、脳のクセを理解すれば、自分のお金をコントロールできるようになるはずです。
そのため、本書は倹約や投資とは別の視点での、お金の増やし方について書かれています。
さっそく、その内容を1分で見ていきましょう!!
目次
【1分要約】菅原道仁著『そのお金のムダづかい、やめられます』
ムダづかいの原因は、「満足度の高いお金の使い方」を理解していないからです。
私たちは、長い時をお金と過ごしてきました。
しかし、「満足度の高いお金の使い方」をすることができていません。
それは仕方のないことで、私たちは誰からも「満足度の高いお金の使い方」を教えてもらっていません。
つまり、親などの一部の人からマネして学んでいるので、わからないのが当たり前なのです。
お金について学ぶ際に「今あるお金をどう使うか」「お金をどう増やすか」は、お金の専門家から学ぶことができます。
しかし、「どう使えば満足感が高まるか」は、お金の専門家では教えられません。
「ただ増やせばいい」「節約できればいい」という価値観ではいけません。
「満足度の高いお金の使い方」を理解することが、ムダづかいをなくす上でも大切なのです。
「満足度の高いお金の使い方」で大切なことは1つだけです。
それは、お金を使うときに、ストーリーを正しく描くことができるかです。
買い物におけるムダは、金額ではありません。
自分にとっていらなければ、それはムダなのです。
例として、服を買いに出かけている場合で考えると、
「安いから買おう」「せっかくだし買おう」で買ってしまうのは、ムダになる可能性が高いです。
「次のお出かけにこれを着よう」「これがあれば寒い時便利だな」のように、自分が買った後のストーリーを想像できることができれば、ムダにはならないはずです。
ストーリーがあれば、何年のローンを組んだとしても、いい買い物をしたと思えるはずです。
「満足度の高いお金の使い方」でストーリーを描くことの大切さを理解できたかと思います。
しかし、正しいストーリーを描くことはとても難しいのです。
なぜなら、買い物をするときに自分のストーリーが歪められているかもしれないからです。
どういうことかというと、売る側が「どのようにして売れば買ってくれるか」を考えているためです。
それにより自分のストーリーではなく、企業のストーリーに乗せられて買い物をしているかもしれないからです。
読んでる分には簡単に聞こえますが、実際にできている人は少数です。
「わかる」と「できる」は全く違うので、正しいストーリーを描けるようにしましょう。
そうすれば、「満足度の高いお金の使い方」ができるようになるはずです。
ムダづかいをなくす上で大切なことは、分かっていただけたでしょうか?
さっそく、今回のまとめにいきましょう!
私自身、本書を読んでお金の使い方を改めて考えさせられました。
ムダな買い物は無くしているつもりではいますが、もしかしたらしているかもしれません。
正しいストーリーを描く上での阻害要因も説明しようかと思いましたが、念押しで同じような内容を2回書いてしましました。
それだけ、正しいストーリーを描けるかが大切です。
もちろん、ここに書かれていることは本書の1部分です。
より詳しく知りたい人は、ぜひ、手にとって見てください!