今回は、苫米地英人著『営業は「洗脳」一瞬でお客様を支配する禁断の営業術』を読んできました!
著書である苫米地さんは、脳機能学者で計算言語学者ですが、同時にビジネスマンでもあり、以前は三菱地所に勤務経験があり、ドクター苫米地ワークスという組織の代表をしています。
そんな苫米地さんは、営業で結果を出すための方法を、本書では「洗脳」であることを中心に書かれています。
そして、一番大切なことは「幸せな未来」を販売することです。
それは一体、どういうことでしょう?
さっそく、その内容を1分で見ていきましょう!
目次
「催眠」と「洗脳」の違い
さっそくですが、質問です。
「催眠」と「洗脳」の違いは、なんですか?
みなさんは、この問いに答えられますでしょうか?
簡単に言いますと、「催眠」は覚めたら終わりですが、「洗脳」は寝ても覚めても終わりがないものです。
「催眠」では、後日に「なんでこんなの買ったのだろう?」と返品などにつながるかもしれません。
しかし、「洗脳」では、商品の返品どころか「これじゃないとダメだ!」と考え、再購入にもつながります。
ここでは、「催眠」と「洗脳」の違いを、頭に入れておきましょう!
もちろん、悪徳なやり方での「洗脳」はダメですよ!!
営業で販売するのは、「商品」や「自分自身」ではなく「幸せな未来」
再び、みなさんに質問です。
営業という仕事において、お客様に販売する商品はなんでしょうか?
保険、車、証券口座などの「商品」ですか?
それとも「自分」という人柄ですか?
本書において、営業で販売するものは「商品」でも「自分」でもありません。「幸せな未来」です。
「幸せな未来」を販売することができれば、こちらの営業トークがなくても、お客様から購入するために行動を起こしてくれます。
営業で成績をあげるための「幸せな未来」の販売方法
「幸せな未来」とは、この「商品」を購入することによって、得られるお客様の幸せのことです。
例として、お子様のいる3人家族の家庭に、トマトを販売してみましょう。
1,「このトマトは、みずみずしくて新鮮で、栄養満点の美味しいトマトですよ」
2,「このトマトを買うことで、お子様と一緒に料理をして、仲を深めることができますよ」
この例だと、2の方が売り上げが高いと思います。
なぜなら、お子様のいる3人家族の家庭に、「トマトを買うことによって、子供との仲が良くなる」という「幸せな未来」を提供したからです。
それに対して、1の場合は、トマトの魅力のみを提供しています。
「幸せな未来」は人によって異なる
先ほどの例で、「独身の人」や「ダイエットをしている人」にとっては、1の方が魅力的だと思います。
それは人によって価値観は異なり、その数だけ「幸せな未来」は異なるからです。
その人の価値観に合わせた「幸せな未来」を販売することこそが、営業で大切なことです。
このことは、トマトだけでなく、車や不動産、保険などの営業においても同じです。
どんなお客様に対しても、同じような文言で販売しては、成績は上がらないでしょう。
「この商品を買うことで、お客様にとってこんないい未来がありますよ」という、お客様の価値観に合わせた「幸せな未来」を販売しましょう。
おわりに
今回は、苫米地英人著『営業は「洗脳」一瞬でお客様をしはする禁断の営業術』を読んだ要約を書いていきました!
最後に、私なりのまとめを書いていきましょう!
営業において大切なことは、そのお客様にとっての「幸せな未来」を提供することであり、「幸せな未来」を提供することができれば、お客様から商品を購入するように「洗脳」できます。
私が思うことに、Apple製品を購入している人が近いと思います。
Apple製品を買うことがその人にとっての幸せになり、新作が出るたびに自分から購入するように行動しています。
私から見ると、「見事に『洗脳』されているな〜」と感じます。
このように何度も商品を買ってくれるようになり、営業成績をあげることができるでしょう!
もちろん、悪徳なやり方はダメですが!!
ここに書かれていることは、本書を読んだ私なりの見解を1分でまとめたものです。
本書に、トマトの例なんてありませんのでご注意ください。
むしろ、よりわかりやすい例が、たくさん書かれています。
より詳しく知りたいと思った人は、ぜひ、手にとって読んでみてください!