【1分でわかる】岡田斗司夫著『評価経済社会』の要約

 みなさんは、今まで以下のようなことを感じたことはありませんか?

  • 違う世代との価値観のズレを感じる
  • これからの世界はどうなるのか

 そんな悩みを抱えている人に、読んでほしいのが岡田斗司夫著『評価経済社会』になります。

 本書では、未来は予測不可能なものではないと断言しています。

 それは、これからが貨幣経済社会から評価経済社会へと転換しているからです。

 そして、その根本原理から目をそらさなければ、「不透明な時代」や「予測不可能な未来」はないのです。

 はたして、それはどういうことなのでしょうか?

 さっそく、1分だけ『評価経済社会』の内容を見ていきましょう!

目次

今、私たちはパラダイムシフトの中にいる

 パラダイムとは、「社会を構成している基本的価値観」のことを言います。

 例として、みなさんは「地球温暖化」と聞いて、何を思い浮かべますか?

 ほとんどの人が「地球環境が危ない」と考え、温暖化は地球にとって喜ばしいことと考える人は少数だと思います。

 現在の国際世論では、「地球温暖化=地球環境が危ない」というパラダイムになるように影響されているのです。

 そんな、社会の考え方であるパラダイムが変わる「パラダイムシフト」の時代に私たちはいます

そして、評価経済社会へ

 私たちはパラダイムシフトによって、貨幣経済社会から評価経済社会へ移り変わろうとしています。

 今までは、マスメディアから情報を受け取るだけでしたが、メールやブログ、SNSの登場により、誰でも情報発信をできるようになり、双方向から情報のやりとりができるようになりました。

 それによって、人々のニーズをつかみ、最も効率よく生産・販売することで、富を得る「貨幣経済競争社会」から、人々の悩みや不満を解消し、より多くの人に影響を与えて、尊敬と賞賛を得る「評価経済競争社会」になっていきます。

 これからの時代は、貨幣的利潤ではなく、評価利潤が重要となります

 つまり、私たちは「貨幣評価社会」から「評価経済社会」へと変換点にいるのです。

評価経済社会になることで変わること2選

多重人格の人が増える

 多くの媒体から、さまざまな価値観を受け取っている今の私たちは、1つの価値観で人生を統一することは、不可能です。

 自分のいる場所に応じて、価値観や人格を変えざるを得ないためです。

 その結果、多重人格の人は増えていきます。

全てがボランティアの会社

 全ての従業員がボランティアなので給料はありませんが、宿泊施設や食堂が完備され、生きていくのに困らない会社が出来上がります。

 さらに、利益を目的とせず、寄付から成り立つので、維持費などの抑えることができます。

 「お金を稼ぎたい」から「やりがい」を重視して就職先を選ぶ人が増えている現状から見ても、その流れになる可能性は高いと私も思いました。

おわりに

 今回は、岡田斗司夫著『評価経済社会」についてみていきました!

 まとめとして、今の私たちはパラダイムシフトの中におり、「貨幣」よりも「評価」が大切な世界に変わろうとしています

 このことを踏まえて、みなさんも、これからの新たな世界に向けてできることをやっていきましょう!

 もしわからなければ、本書のなかに、個人でするべきことについても書かれているます。

 ぜひ、読んでみてください!

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