今回は、吉井雅之著『習慣が10割』を読んだ要約を書いていこうと思います。
みなさんにも「始めたはいいけど、続かない」経験をしたことはありませんか?
私は、よくありました。例として、受験勉強が続かずにFラン大学に進学したり、部活を途中で退部できる程度に、何かを続けるのは苦手です。
しかし、本書ではこう述べられています。
年齢や職業、学歴などは一才関係ありません。老若男女どんな人でも役に立ちます。
『習慣が10割』 はじめに より
つまり、誰でも役に立つ知識が本書には書かれています!!
さっそく、その習慣形成メソッドを、以下より2分で見ていきましょう。
目次
あなたの人生は習慣によって決められている。
あなたは、何か習慣にしているものはありますか?
もし、習慣がないのであれば小さなことからでいいので始めてみましょう!
習慣は10割です。つまり、習慣はあなたの人生の全てを決めています。
なぜなら、今のあなたは「過去の習慣」によってできているのです。
何か悪いことが起きたり、うまくいかないときに、何かのせいにしてはいないでしょうか?
もし、自分の人生に何か後ろめたいものがあるのであれば、その「悪い習慣」こそが、原因なのです。
どんなことも積み重ねです。
良いことを続ければ、良い人生に。反対に、悪いことを続ければ、悪い人生になるのです。
それだけに習慣には大きな効果があるのです。
習慣に能力は関係ない
「人に能力の差はなし。あるのは習慣の差」だけである。
『習慣が10割』 「第1章 人生は「習慣が10割」」 「1 習慣が全てを決めていた!」 より
みなさんも、他人との差を感じることがあると思います。
その差には、能力や才能ではなく、習慣の差があるのです。
勉強ができる子にも「勉強を続ける子」と「勉強を続けない子」の差があるだけで、才能ではありません。
習慣はどうやって作られる?
そんな大切な習慣は、どのようにして作られるのでしょうか?
それは、刷り込みによって作られます。
例として、外出をするときに「よし!靴を履くぞ!」と毎回思いながら、靴を履く人はいないと思います。
それは、「外出するときは靴を履く」という習慣があるから、自然と靴を履いているのです。
外出するときに靴を履くことは、親に教えられたことで、習慣になっていると思います。
つまり、親から子に「外出するときは靴を履く」ことを、刷り込まれています。
このことから、刷り込みこそが、無意識に行なっている行動を作り、習慣となるのです。
そして刷り込みは、他人の言葉だけでなく、自分の言葉でも発生するのです!
「自分なんて」そう思うだけでも、刷り込みによって、悪い習慣になってしまうので気をつけましょう!
では、どうやって習慣にさせるのか?
習慣とは、自分との約束です。
例として、「明日から、毎日ラジオ体操をするぞ!」と思い、習慣化させました。
誰かに「ラジオ体操をしろ」と言われてやっているわけではありません。
自分が「毎日ラジオ体操をする」ことを自分に約束したから、習慣となったのです。
このことから、習慣にしたいことがあるのであれば、自分と約束をすれば良いのです。
この時の注意点として、意識するべきことが2つあります。
1つが、約束の大小に関わらず、最初は小さなことから始めましょう。
もし、「綺麗な字を描けるようになるために、毎日1時間字を書く」と決めたら、数日も持たずに断念してしまうと思います。
最初は「1日1文字」で良いのです。そこから、どんどん増やしていけば「1日1時間字を書く」ことが達成でき、さらに2時間、3時間と増えていく可能性もあります。
2つ目が、楽しい目標をしっかり立てることです。
ダイエットの時に「10kg痩せる」という目標だと、習慣化できないと思います。
「10kg痩せる」のと「痩せて、着たい服を着る」の目標どちらかを立てる場合、みなさんはどちらの方がやる気になるでしょうか?
おそらく、ほとんどの人が「痩せて、着たい服を着る」方がやる気が出ると思います。
習慣化させることは、楽しいことよりも、苦しいことの方が多いです。
しかし、起きたことが1つでも、捉え方は無数にあります。
最終的に得られる結果が「10kg痩せる」であれば、自分が楽しいと思える捉え方で目標を立てましょう!
おわりに
ここでは『習慣が10割』を読んだ、私なりの要約を書いていきました。
2分で読めることを目標にしているので、省略しているところも多々あります。
そして、私なりの要約ですので、著者との多少の認識のズレがあると思います。
もし、自分の目でしっかり確認したいと思いましたら、購入をしてみてください!
最後までご精読ありがとうございました!