みなさんの中に、家計簿をやる際に以下のような悩みはありませんか?
- 手書きの家計簿の書き方がわからない
- 家計簿をやるなら手書きとアプリどっちの方がいいの
- どの家計簿を購入すればいいの
私自身、2年前までは家計簿をつけておらず、同じ悩みを抱えていました。
そんな私でも、家計簿のつけ方を試行錯誤して、自己流の家計簿をつけるようになってから、扶養を超えない収入の中、1年半で100万円を貯めることができました。
そんな「ちらり流の家計簿術」を公開したいと思います。誰でも簡単に貯まる家計簿ですので、ぜひ、試してみてください。
さっそく以下より、詳しくみていきましょう。
目次
家計簿をやるなら手書きとアプリどちらがいいのか
私は、家計簿をつける際に、手書きとアプリのどちらも試しているのでわかりますが、自分がやりやすい方でいいと思います。
理由は、家計簿における自分なりの答えを持っていれば、手書きでもアプリでもお金を貯めることは可能だからです。
ただし、最初は手書きの家計簿をオススメします。
理由は、自己流の家計簿を作る上で、手書きの家計簿が一番作りやすいからです。
アプリの家計簿だと、最初からデザインが決められているので、自己流の家計簿を作るには不都合です。
他の理由として、アプリの家計簿は、登録をしてしまえば、自動的に支出を計算してくれて便利ではありますが、手間をかけずに、お金の管理をして貯まるとは思えないからです。
私が実際に、家計簿を始める時に「勝手に計算してくれるの楽だしアプリでやろう」と思いアプリで始めましたが、なかなか貯めることができませんでした。
本当にお金を貯めたいと思うのであれば、お金を貯める手段である家計簿には手間をかけるべきです。
最初は手間がかかったとしても、少しずつ自分に合った家計簿を作っていくのがいいと思います。
家計簿は、手書きでもアプリでも大丈夫。ただし、始めうちは自己流の家計簿を作るためにも、手書きを推奨します。
どの家計簿を購入すればいいのか
これから手書きの家計簿をつける人がいたら、私は絶対にルーズリーフをオススメします。
ルーズリーフとは、以下の写真のようなものです。
家計簿をルーズリーフでやるメリットに、以下のようなものがあります。
- 安くてシンプル
- ノートのようにページ終わりがなく、中途半端なところで終わらない
- 気になる月だけ取り出すことが可能
- 自分の使いやすいように家計簿を変えられる
これらのメリットは、あらかじめ家計簿として売っているものにはできないことだと思います。
いきなり「ルーズリーフでやれ」って言われても、何を書いたらいいのかわからない
そんな人にも、以下よりルーズリーフでの書き方を解説しますので安心してください。
手書き家計簿のテンプレと書き方
それではさっそく、家計簿のテンプレをみていきましょう!
以下の写真のものが、私が実際に使っていた家計簿のテンプレになります。
おそらく、「他の家計簿の方が綺麗」と思うかもしれませんが、私は家計簿に綺麗さは必要ないと考えています。
「シンプルisベスト」とあるように、いろんな色を使ったり、デザインにこだわるのは、家計簿をつける上で不要な工程です。私は、家計簿のデザインにこだわる時間があるなら、「どうしてこの項目はこんなに支出したのだろう」など反省する時間に回した方がいいですし、家計簿の本質を理解していない可能性が高いと考えています。
それでは、さっそく書き方の手順を見ていきましょう!
まずは、今月の目標を決めます。
目標を決める際は、努力すれば達成できるものを選びましょう。ルーズリーフであれば2つまで決めることができます。
今回は、「娯楽費1万円以内」、「月間支出3万円以内」を目標にしてみました。
正確には、「娯楽 1万 以内」と書いてあり、「娯楽費1万円以内」ではありませんが、家計簿は、誰かに見せるものではなく、自分が見るものですので、自分がわかるのであればどんな書き方であっても大丈夫です。
次に、いつ、何で、支出したのかわかるように、日付と項目を入れていきます。
日付については、支出しない日があるかもしれないので、後書きで大丈夫です。
項目を入れる際は、自分がもっとも支出しているものを選びましょう。項目数については、余白が許す限りであれば、好きなだけ入れて大丈夫です。
「どんな項目があるか分からない」そんな場合は、以下の記事で項目についてまとめていますので、確認してみましょう。
【家計簿の項目55選】家計簿の項目が絶対に見つかる記入を終えたものが、以下のものになります。
こちらも同じように、「飲食費」ではなく「飲食」になっていますが、自分のわかりやすい書き方にしましょう。
事前にやっておくことは、STEP.2で全て終わりました。
ここからは、その月の支出を書いていきます。
今回は例としてこのような支出があったとします。
最後に、その月の支出をまとめて、次に生かすために反省をしましょう。
まとめ方は、以下のように、最後の支出日と総支出の間に線を引いて、支出の合計を計算するだけで大丈夫です。
今回の場合は、30日が最後の支出日なので、30日と総支出の間に線を引いて計算をしましょう。
まとまったら、次に生かすために、反省をしましょう。
どうしてこんなに支出があったのか?、どうしたら支出を抑えられるのか?それらを考えて、次の月の目標を立てましょう!
以上が、「ちらり流の家計簿術」の全てです。
あとはこの工程を、毎月繰り返すだけで、お金が貯まる家計簿が書けるようになります。
「ちらり流の家計簿術」のメリット
「ちらり流の家計簿術」のメリットは以下の4つです。
- 右上に今月の目標を記入できる
- 「内訳」があることで、詳細を知ることができ、日記の代わりにもなる
- 「合計」と「累計」があることで、計算ミスをすぐに発見できる
- 1ヶ月の支出を1枚でまとめられる
支出を減らす上で、目標を立てることは大切です。
ルーズリーフであれば、日付などを記入する欄である右上に、目標を記入することができます。
目標を立てる際に意識して欲しいことは、先月の支出が一番大きかった項目を選び、支出額より少ない金額を選ぶことです。
例として、先月の最高支出が「娯楽費」の1万2千円でしたら、今月は「娯楽費」を1万円にする。このように、努力をすれば、達成可能な額を設定しましょう。
これを何度も続けていけば、支出は減っていくはずです。
大きすぎる目標や多すぎる目標は、逆効果ですので、努力すれば達成できる目標を意識していきましょう!
右上には、努力すれば達成可能な目標を記入する。
「内訳」があることで、さらに細かいことを知りことができます。
反省の際に、「内訳」を見ることで、「私は〇〇を書いすぎているから支出が多い」ことに気づくことができ、改善することが可能になります。
さらに、簡単な日記にもなるので、「その日に何があったのか」を思い出す際に、意外と役に立ちます。
日記を書くことは、認知症の予防にも繋がります。これは「一石二鳥」、いや、「一石三鳥」の効果が期待できます。
「内訳」欄は、支出の詳細を知ることができ、支出を見返した際に役立つ。
「合計」と「累計」があることで、今月の支出をまとめるときに、計算ミスにすぐに気づくことができます。
「細かい金額は気にしない」と考える人もいるとは思いますが、「ちりも積もれば山となる」です。些細な金額のズレが、年間単位で見ると大きな金額になる可能性があります。
1000万円持っている人の家計簿に、1000円の誤差があっても大差はないかもしれませんが、1万円持っている人の家計簿に、1000円の誤差は大きな金額だと思います。
総資産が少ない人ほど、家計簿は計算ミスを少なくし、何が自分の家計の重みになっているのかを把握できるようにしましょう。
「合計」と「累計」があることで、計算ミスがなくなり、自分が支出した正確な金額を把握できる。
1ヶ月の支出を一枚のルーズリーフに収められるようになります。
これによるメリットは主に以下の2つがあります。
- ルーズリーフの購入頻度が減り、節約につながる
- 見返すときに、一目でその月の支出がわかる
・ルーズリーフの購入頻度が減ることで、節約につながります。
お金を管理するための家計簿のために、無駄な支出はいらないと思います。節約にもつながる大きなメリットだと思います。
・見返すときに、一目でその月の支出がわかります。
その月の支出を見返すときに、一枚に収まっていないのはストレスだと考えています。
「あの日どのくらい使ったっけ?」と思ったときに、ページをめくりながら探すのは、手間だと思います。
でしたら、一枚に納めて一瞬で把握できる方がいいですし、多少であれ、探す時間を他のことに使うことができるので、大きなメリットになります。
1ヶ月の支出を1枚にまとめることで、「家計簿自体の節約」と「復習がしやすい」2つのメリットがある。
「ちらり流の家計簿術」のデメリット
「ちらり流の家計簿術」のデメリットは以下の2つです。
- 支出のある日が多いと、1枚で収まらない可能性がある
- デザイン性が良くない
毎日のように支出をした場合、ルーズリーフなので、1枚で収まらない可能性があります。
常に支出をしないように、意識をする必要があります。しかし、これについては、支出を抑える意識が強制的に働くので、メリットにもなります。
解決策としては、列の多いルーズリーフを買うのが、見えずらくはなってしましますが、1枚で収まるようになると思います。
毎日、支出はしないように心がけましょう!
毎日、支出をすると1枚で収まらないが、解決策はある。
ルーズリーフで作るので、デザイン性は良くないかもしれません。
シンプルでみやすい反面、他の人などに見せたりするのには抵抗があると思います。
とはいえ、家計簿は、他の人に見せるようなものでもないので、問題はないはずです。
「デザインにこだわりたい」そんな人には、オススメの家計簿ではないと思います。
シンプルな作りなので、デザイン性は良くない
まとめ
今回は、誰でも簡単にできる家計簿の書き方について、まとめていきました。
みなさんが実際に、私と同じ家計簿を作るかは分かりませんが、「いいな」と思ってもらえたところを使っていただけるだけでもありがたいです。
「お金を貯めたい!」と思ったのであれば、家計簿を書くようになるのは、お金を貯める必須事項だと思います。
私の家計簿をベースにして、やりやすいように改良していき、自分が納得のいく家計簿を作れるようにしましょう!
今回の記事は以上になります。ご精読ありがとうございました。
家計簿について調べているみなさんなら、必ず良い家計簿が作れるようになれますので、頑張ってください!